批判の難しさ
このブログの最初のほうの記事で、他人を批判することの難しさについて書きました。
scholar-curation.hatenablog.com
実は、こういった考えを持ったのはとある経験をしたからです。
今日はその経験についてお話したいと思います。
あれは就職活動中のことでした。
私は、とある企業でのグループディスカッションに参加していたのですが、最後に学生同士、フィードバックをする時間がありました。
参加していた学生に一人、フィードバックに積極的な子がいて、ほかの参加者の良いところはもちろん、悪いところまで具体的に指摘していました。(決して、他の人を不快にさせるような言い方ではありませんでした。)
ですが、その時の私はお茶を濁したような中途半端なフィードバックしかできなかったのです。初めてあった人に対して気兼ねしたということもありますし、批判して相手に不快な思いをさせるのが怖かったというのもあります。
あとになって彼のフィードバックの様子を思い返すと、どうして自分(や他の参加者)は彼のようにできなかったんだろうと考えずにはいられませんでした。
その考えをまとめたのが上のリンクの記事です。
私自身、道半ばではありますが、これからも批判の難しさについては考えていきたいと思います。
Koara