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休日を二種類にして、需要を分散(Shin)

先日、休日を使って、埼玉の「おふろcafe utatane」という施設に行きました。
ofurocafe-utatane.com

ここは、温泉、レストラン、漫画喫茶、ホテルの複合施設みたいな感じで、お客さんは館内着に着替えて一日中ゆったりできます。テレビ、マッサージチェア、パソコン、Wifi、遊び道具(人生ゲームなど)も整備されており、完全に人を堕落させるサービスです。
しかも、フリータイムで約1300円(飲食代は別)なので、非常にコスパが良いです。


ただ、1つ問題なのが、土日は混んでおり、座ってゆっくりする場所が少ないことです。しかも、大半の人が一日中同じ所でぐだぐだしているので、スペースが空くことは少ないです。


「それだけ需要があるなら、施設を拡大すればいいじゃん」と思いますが、おそらくここに、店舗型施設の難しい問題があるんでしょう。


それは、閑散期とピーク期の需要の違いです。

おそらくここの施設、平日の利用者はぐっと減ると思います。もちろん、高齢者、暇な学生、主婦層の需要があると思いますが、施設が一杯になることはないでしょう。となると、土日祝日のために施設を拡大することは、コストになりかねません。


これは、店舗型事業に共通する課題です。
お昼や夜には行列ができる飲食店も、朝や午後は人がまばらです。
ホテルも土日祝日以外は、需要が決して大きくはありません。最近は訪日外国人の需要もあって、閑散期も需要が見込めますが。
ディズニーやUSJは、平日も混んでいますが、土日祝日は異様な待ち時間が発生し、お客さんの不満がたまりやすいです。


で、平日と土日祝日でピーク期・閑散期が別れるタイプの店舗型事業は、政策によって解決できるのではと妄想しました。

それが、二種類の休日の導入です。企業によって、土日を休みにするのか、火水を休みにするのかで選べるといった感じです。

そうすることで、需要が分散され、お客さんの満足度は高まりますし、混雑を嫌っていた人の需要が増える可能性もあります。企業としても、土地や施設といった固定資産を有効活用できるので嬉しいです。

これは、非現実的な案かもしれませんが、想像するとちょっと面白いですね。
ピーク期の分散だけでなく、通勤ラッシュの緩和にも繋がりますし。

もちろんデメリットもあって、周りと休みの日程を合わせづらくなります。本末転倒ですね。(←おい)
でも、毎週末誰かと遊ぶわけでもないので、そういう時は、柔軟に休日をずらすことができればいいんじゃないですかね。


ただの妄想ですが、決して的はずれな案ではないと思ってます。

以上です。


Shin